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湿地の紹介&リンク集

阿寒湖(あかんこ)

  • 緑色の美しいボール型になる世界でも希少な藻類、マリモが繁殖する淡水湖
  • 湿地のタイプ:淡水湖
  • 位置:北緯43度27分、東経144度06分/標高:420m/面積:1318ha
  • 保護の制度:国立公園特別保護地区及び特別地域
  • 所在地:北海道釧路市/登録:2005年11月
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湿地の概要

 日本は火山の国である。日本列島のあちこちに火山がある。日本を代表する富士山が火山であるように、火山は美しい景観を生む。日本の国立公園の3分の2は火山を含んでいる。
 北海道の東部、釧路湿原からは北、濤沸湖や網走湖からは南に位置する阿寒国立公園も、雌阿寒岳1499mと雄阿寒岳1370mの二つの活火山を盟主とする、日本を代表する国立公園である。1934年3月の内海、雲仙、霧島につづいて、同年12月、大雪山、阿蘇などとともに日本で2番目に指定された国立公園である。
 阿寒湖は、雌阿寒岳と雄阿寒岳にはさまれた標高420mにある、周囲25.9km、面積1300ヘクタールの淡水湖で、水深は平均17m、最大で42m。火山活動の陥没によってできたカルデラ湖である。阿寒湖を取り囲む山々は、エゾマツ、トドマツなどの針葉樹とミズナラ、シナノキなどの広葉樹が混在する針広混交林におおわれ、山頂部にはハイマツやガンコウランなどの高山植物が生育している。
 このように阿寒湖は、湖と森と火山のおりなす、日本を代表する山岳自然景観である。

守られてきた集水域:

   阿寒湖周辺の山林3900ヘクタール、つまり集水域は、個人の所有地として100年ほど前から森林経営がおこなわれてきた。その後、1983年に所有を受け継いだ人々によって自然保護財団が設立され、厳しく維持、管理されている。
 こうした良好な環境の下で阿寒湖と周辺の森林には、北海道を代表する大形哺乳類のヒグマやエゾシカをはじめ哺乳類24種、タンチョウやクマゲラなど鳥類65種が生息している。

希少な水生生物:

 阿寒湖にはヒメフラスコモ、カタシャジクモ、シャジクモ、そしてもっともよく知られているマリモなど、多くの希少種の藻類が確認されている。
 魚類でも、ここがアジアにおける天然分布の南限となっているヒメマスや、日本最大の淡水魚イトウ、貝類ではカワシンジュガイなどが生息している。

【マリモ】

淡水湖沼の底で、岩などに付着せずにマット上の柔らかい塊になって生育する藻類。阿寒湖では世界に例を見ない球形になる。表面は緑のビロード上で、美しいボールになる。大きな球形になると中が中空になり、20cm以上になると球形はくずれ、糸状体になる。そして、長い時間をかけて再び球形にもどる。

関連自治体

釧路市役所 Tel:0154-23-5151
http://www.city.kushiro.hokkaido.jp




当ページは湿地保全等の環境教育を目的に
下記、出典からの情報を掲載しております。
日本のラムサール条約湿地
日本のラムサール条約湿地
━ 豊かな自然・多様な湿地と賢明な利用 ━
発行:環境省
http://www.env.go.jp/nature/ramsar_wetland/pamph02/index.html

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