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湿地の紹介&リンク集

風蓮湖・春国岱(ふうれんこ・しゅんくにたい)

  • 日本でもっとも冷涼な地域にある汽水湖。長くのびた砂州と湿地林の景観
  • 湿地のタイプ:汽水湖、干潟、藻場、砂州、低層湿原
  • 位置:北緯43度17分、東経145度21分/標高:1m/面積:6139ha
  • 保護の制度:国指定鳥獣保護区特別保護地区
  • 所在地:北海道根室市、別海町/登録:2005年11月
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湿地の概要

 風蓮湖は、北海道根室半島の付け根にある海跡湖である。南から延びる春国岱と、北から延びる走古丹(はこりこたん)の二つの砂州でオホーツク海と隔てられ、中央部と南東端の2カ所の開口部で海とつながっている汽水湖である。東西約20km、周囲約65km、面積は約5600ヘクタール。面積に比べて湖岸線の長い、複雑な形をし、湖岸には広大な干潟が形成されている。流入河川は13本あり、河口付近には塩湿地が発達し、特に風蓮川河口のそれは広大で、独特の景観を見せている。
 春国岱は、オホーツク海の海流が運ぶ砂が堆積した砂丘で、風蓮湖にふたをしたような形になっている。約3000年前から1500年前にかけて形成された、年代の違う3列の砂丘で構成されている。長さ約8km、最大幅1.3km、面積は約600ヘクタール。砂丘海岸から草原、森林、塩性湿原、干潟と異なる生態系に、多様な野生生物を見ることができる。とくにアカエゾマツ林は、砂丘上に形成された世界でも珍しい例である。
 風蓮湖は海産資源に恵まれた湖で、ホッキ貝やアサリ、コマイ、ワカサギなどの漁がおこなわれている。

オジロワシ・シマフクロウ:

   風蓮湖・春国岱はこうした多様な自然環境を反映して、シギ・チドリ類やオオハクチョウ、ヒシクイ、ヒドリガモ、スズガモ、キアシシギなど多くの渡り鳥の飛来地、中継地として利用され、280種あまりの鳥類が確認されている。オジロワシやオオワシ、クマゲラ、シマフクロウ、タンチョウなどの希少種が観察される場所として、一年中、国内外のバードウォッチャーでにぎわっている。春国岱の入り口にはネイチャーセンター、内部には観察路、展望塔などが整備されている。

温量指数:

 根室半島は日本で温量指数(年間の毎月の平均気温から5℃を引いた値を合計した、植物分布と気温分布の関係を示す指数)の最も低い地域である。根室半島一帯は、流氷の押しよせる冬の寒さはもちろん、夏も海流の影響で海霧が発生して気温が上がらず、1年を通して寒冷である。この環境が風蓮湖の多様で特異な景観を生んでいる。

【オジロワシ】

体全体が褐色で、頭部が黄褐色、くちばしと足が黄色い大形のワシ。体長80cm、翼を広げると2mもある。ユーラシア大陸に広く分布し、日本へは冬に飛来する。流氷におおわれた道東地方で越冬する姿が知られる。

関連自治体

根室市役所 Tel: 0153-23-6111
http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/
別海町役場 Tel: 0153-75-2111
http://www.betsukai.gr.jp/




当ページは湿地保全等の環境教育を目的に
下記、出典からの情報を掲載しております。
日本のラムサール条約湿地
日本のラムサール条約湿地
━ 豊かな自然・多様な湿地と賢明な利用 ━
発行:環境省
http://www.env.go.jp/nature/ramsar_wetland/pamph02/index.html

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