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湿地の紹介&リンク集

伊豆沼・内沼(いずぬま・うちぬま)

  • 沖積平野の洪水調整、灌漑用水のための沼。マコモを植栽してハクチョウを迎える
  • 湿地のタイプ:淡水湖
  • 位置:北緯38度43分、東経141度06分/標高:7m/面積:559ha
  • 湿地のタイプ:淡水湖
  • 保護の制度:国指定鳥獣保護区特別保護地区
  • 所在地:宮城県栗原市、登米市/登録:1985年9月
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湿地の概要

 伊豆沼・内沼は、宮城県の北西部、北上川の支流の迫川(はさまがわ)の沖積平野にある大小2つの淡水の沼。大きい方が伊豆沼で、小さい内沼とは1本の水路でつながっている。周囲は一面水田で、南・西・北の三方を標高40?50メートルの丘陵で囲まれている。
 かつて一体は北上川と迫川がぶつかる氾濫原で、広大な低湿地帯だった。1930年ごろから干拓事業で湿地や沼の多くは水田に開拓され、東北地方有数の穀倉地帯となった。伊豆沼・内沼も一部が埋め立てられ、昔の2分の1ほどの面積の灌漑用水池、洪水を調整する遊水池として残されたのが、今の姿である。水深は平均1メートルほどだが、伊豆沼の東側にある水門によって降水時の水位調整と農業用水管理が行われている。

渡り鳥の越冬地:

   この地域は雪が少なく、厳冬期でも日中の気温が0℃以上で湖面が凍結しないため、冬になると多くの渡り鳥がおとずれる。周辺に採餌場となる広大な水田があるため、日本で越冬するヒシクイとマガンの80%、オオハクチョウ、コハクチョウの20%がここを利用する、国内最大急の越冬地である。南側にある同じ条約湿地の蕪栗沼(かぶくりぬま)とは越冬地として相互補完関係にある。

豊かな生物相:

 伊豆沼・内沼は、水深が一番深いところでも1.4mと浅く、ヨシ、マコモ、オギ、ハス、ヒシ、ヒルムシロ、ガガブタ、アサザなどの水生植物が豊富で、周囲を含めて約700種の植物が確認されている。特に日本でも有数のマコモ群落が見られる。夏には湖面をハスの花がおおい、毎年ハス祭りが行われ、人々は沼に船を浮かべて鑑賞する。魚類はコイやフナを中心に35種。ナタゴやモツゴも生息する。トンボはハッチョウトンボ、チョウトンボなど38種が確認されている。

住民参加:

 伊豆沼の北岸にあるサンクチュアリセンターを中心に住民参加活動が活発で、水鳥の餌となり水質浄化の役割を果たすマコモの植栽、ヤナギやハンノキの湖岸への植栽、ヨシ群落の刈り取りなどが盛んに行われ、地元の小学生はじめ市民、NGOが多数参加している。

【マコモ】

湿地や河川に群落をつくる多年草で、高さ1?3m。地下茎がハクチョウの餌として欠かせない。水質浄化きのとしてもすぐれている。伊豆沼・内沼では毎年30ヘクタール植栽され、その住民参加グループを「マコモ軍団」と呼んでいる。

関連自治体

宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター Tel: 0228-33-2216
http://www7.ocn.ne.jp/~izunuma/




当ページは湿地保全等の環境教育を目的に
下記、出典からの情報を掲載しております。
日本のラムサール条約湿地
日本のラムサール条約湿地
━ 豊かな自然・多様な湿地と賢明な利用 ━
発行:環境省
http://www.env.go.jp/nature/ramsar_wetland/pamph02/index.html

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