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湿地の紹介&リンク集

くじゅう坊ガツル・タデ原湿原(くじゅうぼうがつる・たでわらしつげん)

  • 火山群に囲まれた盆地と山麓に広がる日本最大級の中間湿原
  • 湿地のタイプ:中間湿原
  • 位置:北緯33度6分、東経131度15分(坊ガツル)、北緯33度7分、東経131度14分(タデ原)/標高:1230?1270m(坊ガツル)、1000?1040m(タデ原)/面積:91ha
  • 湿地のタイプ:中間湿原/保護の制度:国立公園特別保護地区および特別地域
  • 所在地:大分県竹田市、九重町/登録:2005年11月
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湿地の概要

日本は火山の国である。日本列島には多くの火山群が連なっている。九州の中央部にも霧島火山帯が縦断していて、その北端には九重火山群がある。大分県の南西部、熊本県との県境付近である。
九重火山群に囲まれた盆地や山麓の湧水地に形成されたのが、坊ガツルとタデ原の2つの中間湿原である。
坊ガツル湿原は三俣山、平治岳、大船山の火山群に囲まれた山間の盆地にできた湿原、タデ原湿原は火山地形の扇状地にできた湿原で、山岳地域に形成された中間湿原としては国内最大級の規模である。
多様な地質と地形を反映した書気宇性分布が観られ、ヨシやヌマガヤ、ススキなどを優占種とする草原の周辺部にはノリウツギ低木林、堆積土の露出部にはクロマツ群落などがみられ、わが国を代表する湿地タイプとなっている。

景観と観光:

  二つの湿原は阿蘇くじゅう国立公園の中心的存在であり、火山の噴煙と草原、森林がおりなす美しい景観と点在する温泉を楽しみに、年間500万人の観光客が訪れる。 初夏のツツジの咲くころ、夏山の登山シーズン、秋の紅葉のころは特ににぎわう。 基点となる長者原にはビジターセンターがあり、湿原を散策できる木道が整備されている。
坊ガツルとタデ原湿原は九州自然歩道で結ばれている。 坊ガツルはキャンプ場としても人気があり、「坊ガツル賛歌」が九重山群を愛する人々に歌われている。

野焼き:

二つの湿原には、シダ植物74種、種子植物493種が確認され、ツクシフウロやシムラニンジン、オオミズゴケなどの希少種も多く生育している。 これらの植生を維持し、湿原の森林化を防ぐため、毎年春には、枯れ草を焼き払う野焼きが地元の人々の手でおこなわれている。

【中間湿原】

湿原は、泥炭層の発達によって低層湿原、中間湿原、高層湿原に分類される。 水中に堆積した泥炭層がだんだん厚くなり、地下水の影響が少なくなり、富栄養から貧栄養へむかう途中の低層湿原か高層湿原への発達途上にあるのが中間湿原である。 ヌマガヤが代表的な優占種となっている。

関連自治体

九重町役場 Tel:0973-76-2111
http://www.town.kokonoe.oita.jp/
竹田市役所 Tel:0974-63-1111

日本のラムサール条約湿地
━ 豊かな自然・多様な湿地と賢明な利用 ━
発行:環境省
http://www.env.go.jp/nature/ramsar_wetland/pamph02/index.html

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