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湿地の紹介&リンク集

クッチャロ湖(くっちゃろこ)

  • 日本列島の北端の淡水湖。ハクチョウなど水鳥の重要な中継、補給基地
  • 湿地のタイプ:淡水湖
  • 位置:北緯45度09分、東経142度20分/標高:1~2m/面積:1607ha
  • 湿地のタイプ:淡水湖、低層湿原/保護の制度:国指定鳥獣保護区特別保護地区
  • 所在地:北海道浜頓別町/登録:1989年7月
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湿地の概要

 クッチャロ湖は、北海道浜頓別町のオホーツク海沿岸にある周囲27kmの淡水湖で、日本最北の湖である。大沼と小沼の二つからなり、北側と西側を標高10~40mほどの丘陵に囲まれ、東側は砂丘、南側には湿原が広がっている。平均水深は1.5m、もっとも深いところでも2.5mと全体に浅い湖である。  上流部の小沼にはヤスベツ川、オビンナイ川、二号沢川、仁達内(にたちない)川、ポン仁達内川、オサツナイ川の6本の川が、下流の大沼へはルカシュナイ川と築紫川が流れ込んでいる。流れ出す川は大沼の東からオホーツク海に流れ出るクッチャロ川だけで、満潮時には海水が大沼に逆流する。  トドマツ、アカエゾマツなどの針葉樹を中心とした北方系森林に囲まれた湖の岸辺には、ヨシの群落が見られる。湖には様々な水生植物が成育し、ヤハズカワツルモやタテヤママリモなどの希少種も確認されている。  湖内ではスジエビやシジミ、ワカサギなどの漁業もおこなわれている。

日本列島の玄関

クッチャロ湖は水鳥の渡り鳥の中継地として重要で、ガン・カモ類を中心に290種の鳥類が確認され、「東アジア地域ガンカモ類重要生息地ネットワーク」に参加している。シベリアで繁殖し、日本で越冬するコハクチョウの日本最北の中継地、いわば日本列島の玄関口にあたり、毎年春と秋、約2万羽のコハクチョウがここに集結する。オジロワシやオオワシの越冬地にもなっている。

ハクチョウの手助け

クッチャロ湖は北海道の最北端に位置しているが、対馬暖流の影響で気候は比較的温暖である。とはいえ12月下旬から3月上旬までは全面結氷し、1月中旬から3月中旬までは流氷が接岸することもある。湖が凍結している間、餌がとれなくなるハクチョウのために、35年前にボランティアの手によって餌食活動がはじまった。
この活動は、現在も、湖の氷が解けるまでの間、全国からの寄付によってつづけられている。その中心となっているのが湖畔に設置された水鳥観察観で、餌食のほか、湖の環境保全、地元の子どもたちへの環境教育などを実施している。こうした活動には地元の漁業組合、農業組合なども参加、協力している。

コハクチョウの渡り

コハクチョウは、夏の6月~9月頃、シベリア・ツンドラ地帯で繁殖。10月頃から幼鳥をつれ、樺太沿いに南下し、クッチャロ湖周辺に到着する。ここでいったん休養し、本州などの越冬地へさらに南下する。春の4月から5月頃、再びクッチャロ湖周辺に戻って休養し、北極圏へと帰っていく。クッチャロ湖はいわばターミナル駅である。

関連自治体

浜頓別町役場 Tel:01634-2-2345
http://www.town.hamatonbetsu.hokkaido.jp/




当ページは湿地保全等の環境教育を目的に
下記、出典からの情報を掲載しております。
日本のラムサール条約湿地
日本のラムサール条約湿地
━ 豊かな自然・多様な湿地と賢明な利用 ━
発行:環境省
http://www.env.go.jp/nature/ramsar_wetland/pamph02/index.html

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