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湿地の紹介&リンク集

屋久島永田浜(やくしまながたはま)

  • 世界自然遺産の島のアオウミガメの産卵地の砂浜
  • 湿地のタイプ:砂浜海岸
  • 位置:北緯30度24分、東経130度25分/標高:10m以下/面積:10ha
  • 保護の制度:国立公園特別地域
  • 所在地:鹿児島県上屋久町/登録:2005年11月
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湿地の概要

 屋久島は九州の南方海上70kmにある周囲132km、面積5万ヘクタールの島で、屋久島永田浜は屋久島北西部の花崗岩が風化した粗い砂の海岸である。幅が約30m、長さ約1kmの前浜と約2kmのいなか浜の、二つの小さな砂浜である。急峻な海蝕崖にかこまれた屋久島では数少ない、貴重な砂浜の海岸である。
 この小さな砂浜に毎年、アカウミガメが産卵にやってくる。永田浜は北太平洋地域でもっとも高密度にアカウミガメの産卵がおこなわれる海岸で、アカウミガメの生活史にとって重要な場所となっている。

アカウミガメの産卵:

   アカウミガメは、産卵シーズンの5月から8月になると、夜9時ごろから永田浜に上陸をはじめ、砂の中に40分ほどかけて産卵する。1回の産卵で、60?100個の卵を産み、多い日には40頭ほどのアカウミガメがいっせいに産卵する。2005年の上陸頭数は2799頭で、そのうちの産卵頭数は1394頭。産卵から2?3ヵ月後、孵化した小ガメは海へと巣立っていく。

保全の取り組み:

アカウミガメの産卵環境を保全、管理するために1985年、NGO「屋久島ウミガメ館」が組織され、アカウミガメの生態調査、砂浜の清掃、産卵シーズン中のパトロール、孵化までの卵の監視、活動に参加するボランティアの訓練などを行っている。こうした努力によってアカウミガメは、毎年安全に産卵、孵化をくりかえしている。いなか浜には展示資料館「うみがめ館」が設置されている。

世界自然遺産の島:

 亜熱帯気候の屋久島は、年間の平均気温が20℃前後、降水量は4000m以上で樹齢1000年以上といわれる屋久スギに代表される原生自然と、海岸から山頂(宮之浦岳1935m)までの標高差に異なった植生の垂直分布が見られるという、特異な自然環境にある。1993年、世界自然遺産に登録され、年間30万人の観光客がおとずれる。島の人口は1万4000人。

【アカウミガメ】

ウミガメ科の大型ウミガメ。体長70?100cm。大きなものは甲羅が1メートル、体重180キログラムにもなる。体色は赤褐色、黄褐色。貝類を食べ、頭部が頑丈で大きい。熱帯から温帯の海域に生息し、ウミガメのなかでもっとも北で産卵する。産卵時以外は海を回遊して生活しているが、その行動圏ははっきりわかっていない。

関連自治体

上屋久町役場 Tel:0997-42-0100
http://www.kamiyaku.jp




当ページは湿地保全等の環境教育を目的に
下記、出典からの情報を掲載しております。
日本のラムサール条約湿地
日本のラムサール条約湿地
━ 豊かな自然・多様な湿地と賢明な利用 ━
発行:環境省
http://www.env.go.jp/nature/ramsar_wetland/pamph02/index.html

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