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湿地の紹介&リンク集

谷津干潟(やつひがた)

  • 東京湾に奇跡的に残された貴重な干潟。市民参加と環境教育のモデル湿地
  • 湿地のタイプ:干潟
  • 位置:北緯35度40分、東経140度00分/標高:0m/面積:40ha
  • 保護の制度:国指定鳥獣保護区特別保護地区
  • 所在地:千葉県習志野市/登録:1993年6月
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湿地の概要

 谷津干潟は、東京湾の海岸線から約2km内陸に位置する、40ヘクタールの砂湿・泥質干潟である。かつて東京湾一帯には、日本でも有数の広大な干潟が広がっていたが、江戸から東京への近代化の過程で次々と埋め立てられ、工業用地、住宅地、道路などへと変貌してきた。そうした開発の歴史のなかで、湾奥部に奇跡的に残されたのが谷津干潟である。
 四方をコンクリートの壁に囲まれたプールのような干潟で、東と西の2本の水路でかろうじて東京湾とつながっている。干満によって潮の出入りがあり、満潮時には水深約1mの海水面となる。渡り鳥にとっては重要な中継地で日本にくるシギ・チドリ類の10%が観察される。1996年に「東アジア・オーストラリア地域シギ・チドリ類重要湿地ネットワーク」に参加した。

都市に残された干潟:

   東京都心から30分ほどの近さにある住宅地区で、マンションや学校、高速道路などに囲まれた、都市に残された貴重な自然環境として親しまれている。1994年には、観察や教育の拠点として自然観察センターが設置され、市民が気軽に利用できるよう観察施設で園路が整備された。全国同種施設で屈指の利用率でバードウォッチングやレクリエーション、環境教育の場として多角的に活用されている。

市民の参加:

 条約湿地になる前、谷津干潟では市民による熱心な清掃活動が行われていた。習志野市は干潟の保全には市民の参加と協力が不可欠と考え、自然観察センターを拠点にさまざまなプログラムを作成、市民ボランティアを受け入れて活発な活動を展開している。160人がボランティア登録し、年3回の大がかりな干潟清掃、定期的な観察学習会、日常的なセンターの管理、運営などに参加している。

【湿地環境教育

自然観察センターでは、市内の小学校と連携し、干潟をフィールドとしたさまざまな環境教育プログラムを実施。プランクトン観察会や紙芝居上演・音楽会開催など工夫をこらしたパフォーマンス、鳥の実物大模型など独自の教材開発に取り組んでいる。オーストラリア・クイーンズランド州のブンドール湿地と湿地提携を結び、交流活動もおこなっている。

関連自治体

習志野市谷津干潟自然観察センター Tel: 047-454-8416
http://www.city.narashino.chiba.jp/~yatsu-tf/




当ページは湿地保全等の環境教育を目的に
下記、出典からの情報を掲載しております。
日本のラムサール条約湿地
日本のラムサール条約湿地
━ 豊かな自然・多様な湿地と賢明な利用 ━
発行:環境省
http://www.env.go.jp/nature/ramsar_wetland/pamph02/index.html

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